僕が講師を続けていて常に感じることは、「良い授業・良い先生」の定義って何だろうということである。
なんでもかんでも教え込んで、教えられたパターンの問題だけを解くことができる生徒をにしても仕方ない。授業にしても、漫談を聞かせているわけではないので、ただ面白おかしく笑わせていればいいわけでもない。(楽しいと感じなければやる気も起きてこないでしょうが…)
「良い授業=子どもにプラスになる授業」と考えれば、ときには時間を大幅にオーバーしても自力で解決させなければならない場面も出てきてしまうかなと思っている。
また、「良い先生=自己解決できるように導くことができる先生」と考えれば、手取り足取り教えるだけでなく、ときには突き放す指導も必要だと思う。
生徒が自分の努力で自己解決できるものについては、どんなに時間がかかろうが突き放す指導をし、自己解決できなさそうなものは手を差し伸べる。そのバランスがキチンととれる講師が「良い講師」なのだろうと感じているので、そのバランスを敏感に感じ取ることができるように個々の生徒と向き合って頑張っていきたい。
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