性善説か性悪説か。

 本日の中2の講座については、盆休み前に小テストの予告をしてありました。中1内容の歴史ですが、130問程度のボリュームであったため、1週間がかりで頭に刷り込んでくるように話をしたのですが、満点・あるいはほぼ満点が取れるところまでやり込んできた生徒は半数ほどでした。まだまだ甘い考えの生徒が多いようですね。

 量が多いと言われればそれまでですが、中1の頃の借金が少ない生徒は、比較的短時間で満点が取れるところまでいけるでしょう。逆に借金だらけの生徒は、ここで時間をかけてでも頑張らなければ借金を清算する機会がなくなってしまいます。今できない復習が受験前にできるわけはないのですから、長い目でみたら、やはりこの夏にやりきらないといけないですよね。

 講師をしていて悩むのが、生徒を「性善説」で捉えるか「性悪説」で捉えるかです。できることなら「性善説」で捉えてあげたいのですが、大人の監視から離れると易きに流れやすいのが子どもですよね。(もちろん自分を律することのできる生徒もいます。)

 「性善説」で生徒をみることができるように、生徒の「人間力」を育てていく指導をしっかり行わなければいけないなと改めて考えさせられました。


※勉強不足の生徒は、プリントをキッチリ覚えなおしてもらった上で、ミス直しをし、その後居残りをして、夏期講座テキストの演習と直しまでやりましたので、予定終了時刻を大幅に超えてしまいましたが、中途半端な状態では帰さないのが方針ですので、ご了承下さい。

コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)
    まだコメントはありません。