自分のための工夫

 中3生の社会の講座では、基本事項を夏休み中に覚えきることを目標に、地理と歴史の全範囲を網羅するプリントの暗記を頑張らせてきた。

 今在籍している中3生のほとんどが、まだ「歴史事項から年号を書き出す」段階までいっておらず、「何年ごろにどのような出来事があったか」を覚えなくてはいけない生徒ばかりである。(女の子は社会嫌いが多い傾向にありますね…) 

 中には、毎回2~3時間くらいかけて歴史事項の基礎プリントを仕上げていく生徒もいる。

 僕としても、夏期講座で歴史事項を暗記してもらい、秋からの入試特訓講座で、歴史事項の並び替え問題や資料の問題に対応できるようにさせていくつもりであった。

 そんな中、とある中3生は「歴史事項」を暗記する段階で、自主的に年号まで書き出すことができるように工夫しながら勉強していた。小テストを行った際も、歴史事項の答えを書いた部分には年号のメモが残されており、すべて正解していた。このような意識の高さで頑張り続けてくれれば、短時間でたしかな学力がつくだろう。

 自分にとってプラスになる工夫ができるようになってくれていることが、本当にうれしかった!

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