練習量とスピード

 昨日の中1数学の授業では、「分数の方程式の計算」の演習と解説を行

 

いました。

 

① パターン毎に注意すべき点を説明する

 

② 注意点を念頭に置き、演習する

 

③ 机間巡視で発見した生徒たちのミスポイントを強調しつつ解説する

 

という手順で授業を展開し、テキストノルマを設定しました。

 

 テキストノルマは、自己採点&間違え直しまでやった状態で点検を受け

 

るようになっているのですが、中には何度自分なりに頑張ってみても正答

 

できずに、「なぜ?」を質問しにくる生徒もいます。

 

 とある中1生が「なぜ?」を質問しにきたとき、自習しに来ていた中3

 

生が「ちょっとやらせて」と言ってササッと方程式を解いて見せると、

 

「速っ!!(驚)」

 

「やっべ~、速すぎでしょ!!!!」

 

という感嘆の声があがりました。

 

 中3生の感覚からすると、「これぐらい当たり前」となるのですが、習

 

いたての中1生にはスラスラ解けるだけの練習が足りていませんので、き

 

っと「神」に見えたのでしょう。

 

 方程式は、数学で必要不可欠な計算手段ですので、自転車に乗るかのご

 

とく「当たり前」のモノにしてしまわなければなりません。今は習いたて

 

でスムーズに解けなくても、多くの練習を積んでスラスラとスピーディー

 

に解けるようにしましょう。基礎計算は、あくまでも応用問題を解くため

 

の「手段」です。その「手段」で躓いたり、無駄に時間がかかったりする

 

ことのないレベルまで自分を高めましょう! スピードと能力は比例しま

 

すから、基礎計算が速いのは素晴らしいことですよ。

 

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