短期目標としての「テスト」

 中2の社会の授業で、1ヶ月半ぶりに「九州地方」の基礎プリントをヒ

 

ント及び復習トークなしでやらせてみました。結果は…、ほとんどの生徒

 

が半分も解答欄が埋まらず…、惨敗。(T_T)

 

 まあ、このような結果になるとわかっていてやらせたことですので、指

 

導する側としてはダメージはないのですが、生徒たちが「何を感じたか」

 

の方が気になります。

 

 これが、すでに定期テストの範囲として勉強した過去のある単元であれ

 

ば、もっと解答欄が埋まっているのでしょう。「テスト」は1つの短期目

 

標であり、勉強のケジメでもあります。テストに向けて本腰を入れて勉強

 

した単元であれば、記憶の残り方も違います。

 

 人間は「目標」のないままの努力は続けられません。

 

く、生徒たちの中には「テストなんてなければいいのに…」と愚痴をこぼ

 

す子もいますが、「テスト」がなければ、勉強に身が入らず、努力もしな

 

くなるために、知識は定着しないでしょう。「テスト」という「短期目

 

標」があるから頑張れるし、知識も定着していくんです。そのように考え

 

ると、「テスト」というものはありがたいものです。

 

 普段のチェックテストだって「小さな小さな短期目標」なんです。いき

 

なり高い目標も壁は越えられませんからね。小さな壁を小分けにして用意

 

しているんです。これを積み重ねると、大きな目標に到達できるように。

 

そのあたりを踏まえて、もう少し「テスト」に対する取り組み方を意識的

 

に変えられると良いですよね。意識ひとつで、君たちの将来は大きく変化

 

しますから。

 

 

コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)
    まだコメントはありません。