近頃気になるのが…、他人の容姿などを口撃する生徒の割合が増えてき
たなということ。(たくさんではないですよ)
例えば「だらしがない」など、本人が直すことができるものに対する指
摘であれば、よほど過剰なものでなければ見過ごすこともする(内容によ
る)のだが、容姿など、本人の努力で直すことができない部分を口撃する
のは良くない。
言った本人は、たいして深刻に考えていないだろうが、言われた側が想
像以上に傷ついているということはよくある。ときには命を絶ってしまう
ケースだってある。
もちろん、容姿などに関する口撃は、こちらが把握できた場合は言った
生徒を諭すのだが、言われて傷ついた生徒が万一命を絶ってしまった場合
は取り返しがつかない。だから、最悪の事態になる前に道徳心を養わせ、
予めそういった事態にならぬようにする必要がある。
僕らが小中学校のときは、「道徳」に時間を費やし、「命」についてし
っかり考えた記憶がある。(担任の先生次第かもしれないが…。)今の学
校はどうなのだろう?
学伸塾内に生徒がいるときは、こちらで目を光らせ、何かあった場合は
当事者だけでなく全体に話をするなどして対応するが、学校や家庭でも、
もっと言動について子どもたちを諭していく時間が必要かもしれない。
誰かが命を絶ってしまった場合、その命は二度と戻ってこないのだから…
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