入試の厳しい現実を知る…

 昨日の中2の授業では、B日程入試問題(現段階で解答可能な問題の

 

み)を解いてもらった。

 

 結果は…、

 

 全然解けない。(@_@)

 

 数学で10点満点中10点であった生徒はたった1人、その他の生徒は

 

4~7点程度。

 

「これは公立高校へ行きたければ絶対に落としてはいけないレベルの易し

 

 い問題だよ。」

 

と伝えると、

 

「やばくない? どこもいけないじゃん…。」

 

との声も聞こえた…。( ;∀;)

 

 続いて社会。定期テストであれば、常時平均80点をたたき出せる学年

 

ではあるが、はたして…。

 

 結果は…、

 

 正答率50%以下…。

 

「やばい、超ムズイ!!( ゚Д゚)」

 

「受かる気がしない!!(*_*)」

 

 そう。それがわかってくれればいい。定期テストで求められる内容と入

 

試で求められる内容はが違う。少なくとも今の状態では入試問題と戦う

 

ことはできない。

 

 定期テストでは、1問1答的に単に「基礎知識を確認してくる」問題が

 

多いのだが、入試では「基礎知識が頭に入っていることが前提」で知識を

 

活かして正答に導くことが求められる。1つ1つを分解して確認すると、

 

それほど難しいことを問われているわけではないのだが、いくつかの基礎

 

が組み合わさっているため、生徒を悩ませる。今までと質の違う勉強が必

 

要であることが身をもってわかってもらえたかな。

 

 最後に生徒に話をしたのが、「学校課題への取り組み方」である。中3

 

のマイペースは基礎・標準・入試問題と4ページにわたってレベル別に問

 

題が載せてある。この教材をフル活用して、入試で戦える力を身につけて

 

いかなかればならない。しっかり解説を読みこんで、「なぜ、そうなるの

 

か」を徹底的に追求し、解き方を身につける。これを1年間実行し続けれ

 

ば、志望校に合格する力は必ずついてくる。

 

 今の自分たちには、入試で戦える力がないことを身をもって知ったので

 

あれば、自ずと行動と思考が変わるはずだ。この先の生徒たちの学校課題

 

への取り組み方に期待する。

 

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