6月はどうしても…

 6月はどうしても授業が延長します。限られた授業回数で期末テストの範囲になりそうな単元をなるべくカバーしてしまわないといけません。かと言って、授業時間内でおさめるように表面上だけサラッと流して…、というわけにもいきません。生徒たちの承諾があれば、部分的にそうなる場合もありますが、基本的にはすべて塾で必要なことはやるのが方針ですからね。

 特に「平方根」は理解にたどり着くまでの個人差が大きな単元です。単元を進めれば進めるほど混乱が生じてきます。その混乱から抜け出すには、徹底した反復練習による根本理解しかありませんので、居残りをさせてでも問題演習をさせねばなりません。

 生徒たちが大変なのは重々承知していますが、ここでしっかり基礎を定着させておかないと、次の「二次方程式」なども全部できなくなってしまいます。先を見据えると、どうしても「今」ここで頑張っておく必要があります。指導にあたっては、物事を点ではなく線で考えなければダメですからね。今しっかり頑張っておくことで、あとの学習内容がスムーズにできるようになるのですから、踏ん張りどころですよ。