情けない…

 中3の期末対策「学伸テスト」が行われた。修学旅行直後とあって、ある程度得点率が下がることは想定していたのだが、まさかここまでとは…。ちなみに昨年も同じようなスケジュールではあったが、今年の3年生ほどは崩れてはいない。

 

 では、決定的な違いは何か。

 

 「指示されたように頑張ったかどうか」だけだろう。

 

 修学旅行があることは事前にわかっているので、学伸テストの範囲表は他学年よりも早めに発表している。そして、修学旅行翌日が代休であることも分かっている。だから、生徒には以下の2つのことを伝えている。

 

 ① 修学旅行前日までに、テキスト課題の1回目を終わらせること。

 ② 修学旅行の代休日に、ミス問を解きなおして最終確認すること。

 

 今年の中3生で、この指示を素直に守った生徒は片手で数えるほどだったと判断している。テキスト点検をすればわかるが、各科のテキスト課題の筆圧が同じものをいくつも見た。つまり、代休日にやっつけで1通りやっただけである可能性が非常に高いということだ。

 

 ハッキリ言って、指示を守らないのであれば塾生の資格などないに等しい。今まで自分のやり方では成績が伴わなかったからこそ、学伸塾の門をたたいたのであろう。ならば、成績向上のためにこちらの指示に従うことは最低限の務めだ。その最低限の務めが果たせないのであれば、どこへなりとも行けばよいと思っている。

 

 中3の中間テストは決して望ましい結果とは言えなかった。だからこそ、死に物狂いで期末テストの対策にあたらなければならないのに、この体たらく…。このままでは、中間よりひどい結果になることは目に見えている。さすがにこの準備状況は許せなかった。数名を除いて、強制退塾でもいいと本気で思えた。この塾は「本気で頑張りたい生徒の手伝い」をするところである。頑張っていない生徒が来る場所ではない。

 

 生徒たちには、自分の意思を示すように指示してある。準備期間として3日あたえたので、次週の月曜日がリミット。本気で学伸塾で頑張りたいのであれば、「本気の準備」をして太田を納得させよ。

 

※保護者の皆様へ

 対象者と合格基準は生徒に伝えてありますので、お子さんにご確認下さい。