絶叫!

 「きゃ~っ!!」

 

 絶叫が教室中を駆け抜ける…。

 

 単調な作業のときに行われる列対抗戦。

 

 その敗者にのみ送られる謎の黒い物体

 

 奴がみんなを恐怖のどん底に突き落とす…。

 

 無数の悲鳴…。

 

 「無理そうなら、いいよ。」

 

 僕はそう告げた。

 

 それでも、自分の壁を乗り越えようと頑張ってチャレンジする生徒たち。

 

 チャレンジ後は放心状態…。

 

 私、何てすごいものを食べてしまったの…。( ゚Д゚)

 

 無言の表情がそう訴えている…。

 

 初めての生徒は驚くだろう。この地域にはこんなものを食べる文化がないのだから。

 

 しかし、奥三河では当たり前のように食されている。

 

 この黒き恐怖の食材。

 

 その正体は…、

 

 ここでは敢えて書かない。

 

 決して不味くはない。むしろ美味である。

 

 ただ、料理に大事な見た目に関しては…、ちぃと厳しい。

 

 こんなものを食べさせる塾なんて…、他にはないだろう。

 

 でも、これも経験。人生経験に厚みが加わること間違いなし。

 

 普通に過ごしていたら、まず食すことはないだろうから。

 

※さすがに無理強いはしない。勇気・好奇心が持てたら…、口に運んでみよう。

 

※はまっちゃう子もたくさんいるが、食べ過ぎ厳禁。