「本気」の夏期講座始まる…

 中3夏期講座がスタートした。

 

 学伸塾の季節講座は「本気」で鍛えにいく講座。妥協なく容赦ない量の演習を生徒に求める。規定の授業時間内では、全体に必要な説明をすることがメインとなるため、地力をつけるための演習はその後となってしまう。だから、必然的に居残りが発生してしまう。

 

 AクラスとBクラスでは処理速度の差があるため、かなりの時間差ができたが、早い生徒で4時間半、遅い生徒では9時間以上塾で勉強している。時間がすべてとは思わないが、少なくとも塾の管理下で勉強している以上、密度の濃い時間であることは間違いないといえる。これを13日間続けるわけだから、学力だけでなく精神力や持続力も鍛えられていく。こうして受験シーズンを乗り切るために必要な力が蓄えられていくのだ。過去の卒塾生たちも、この「本気」の講座を乗り越えて、志望校合格を見事に勝ち取っている。

 

 そういえば、生徒から残念な聞いた。この塾では生徒の成績を公表しているが、その数字に「ありえない」とケチをつける方が見えるそうだ。どういう了見かはわからないが、講座にしてもテスト対策にしても、すべてをやり切らせるまで居残りさせて指導しているのだから、成績の大幅UPは必然。少なくとも僕のことを知っている塾関係者であれば、「これぐらいは当然やるだろう」と思っている。塾生だってわかっているよね。実際に友達だけでなく自分自身も大幅UPを果たしているのだから。(保護者の方々もおわかりいただけますよね?)まぁ、僕としては通塾している塾生が満足・納得してくれていればそれで構わないのだが。ただ、話を聞いた時には生徒の頑張りが否定されているような気がして、はらわたが煮えくり返りそうではあったが…。

 

 成績が確実に上がるという信用をもとに学伸塾には生徒が集まる。そしてその信用・期待に応えるべく僕らは生徒を日々鍛える。塾生ならわかると思うが、叱咤激励の仕方も容赦ない。ときには涙する生徒だって出る。そして必要な演習が解き直し終わるまで居残りをさせる。その日のうちに終わらなければ、翌日に呼び出して演習の続きを指導する。そのようにして生徒の心と頭を徹底して鍛えている。

 

 塾の「本気」の指導に対し、生徒が能力のすべてを出して「全力」で応える。その副産物として大幅成績UPがある。それが学伸塾の姿。日々教材研究や指導の仕方を向上させようとする講師と向上心を持って努力を重ねる生徒がいる塾であれば、これぐらいの数字は当たり前だし、もっと上の数字を残さねばならないと思っている。そのためには自分自身をもっと向上させていかなければならない。指導者が自身の成長を止めたらアウトだ。

 さて、話はそれてしまったが中2や中1の夏期講習も順次スタートする。中3と同様に「本気」の講座が待っている。おそらく、ほとんどの生徒が通常授業のほうが「楽」に感じるはずだ。地力をつけるために演習メインの内容で徹底的に鍛えにいくぞ!!