その土俵に立つために…

 中3生に対し、個別に模試の成績個表を返しながらいろいろな話をした。この2か月間(中間テスト~期末テス

 

ト終了まで)に「何を重点的に頑張る」必要があるか、あるいは2学期の定期テストの結果次第で「志望校がどこに

 

りそうか」などを確認した。中には、志望校への挑戦権がすでに断たれ、志望校を練り直す必要に迫られ、悔しそ

 

うな表情を浮かべる生徒も…。

 

 この時期に無駄に期待を抱かせるような甘い話はしない。1学期内申が出ている以上、2学期の内申次第でほぼ公

 

受験に必要な3学期内申の予測が立つ。2学期にどの教科の内申を上げるべきか、また、幾つ上げなければならな

 

いのかを、状の生徒の頑張りから分析し、シビアに話をしたつもりだ。

 

 実力がやや足りないという部分においては、あと5か月程度のスパンで間に合わせればという考え方ができるが、

 

内申の不足というのは緊急性を伴う。先述の通り、2学期内申が出てきた時点で、ほぼ3学期内申の想定が可能だ。

 

つまり、志望校合格をかけて戦う土俵に上がれるかどうかは、この先の2か月で

 

実質的に決まってしまうのだ。

 

 今年の学伸塾生には、まだまだ余裕をもって土俵に上がるだけの内申を確保できている生徒は少ない。かろうじて

 

土俵際に足がかかっている状態である生徒たちには、この2か月間が非常に重要となる。志望校に挑戦した

 

いのであれば、行動と結果で示すしかないよね。

 

 

 

※あと5名ほど話ができていない生徒がいますが、進路希望調査の関係もありますので、25日(月)の授業の前後

 で面談をします。