中2の学伸テスト「漢字100問」には正直がっかりだ…。
「普段」の宿題が適当なのか、あるいは気にしていないのか、部首違いによる減点が多すぎる。そして、その「普
段」が社会のテストにも大きく影響を及ぼす結果となった…。社会であれだけ漢字違いで減点される学年も珍しい。
せっかく基礎知識を覚えても、正しく漢字で書き出すことができなければテ
ストで正解とはならない。
中2生には話をしたが、今年の学伸塾においては中2のほうが全体的な学力は中3より上である。しかし、漢字の
平均点は中3生98.7点に対して中2生は94.5点だ。明らかに中3のほうが準備をしているのがわかる。中3
生は部活を引退して時間的な余裕があるように感じるが、中2と比べて学校課題のテキスト量は倍以上ある。そして
塾のチェックテストも1日4科ずつあるため、そこにかける時間も長い。つまり、漢字練習や塾テキスト課題にかけ
る時間はおそらく中2も中3も大差ないであろうと思っている。そんな中で練習すれば確実にほぼ満点が取れる漢字
で差が開くというのはいただけない。学校課題を通じて真剣に漢字を身に付けようとする中3生と、とりあえず提出
するために表面上の宿題をしただけの中2生徒との意識レベルの差が出てしまっているよね。なまじ能力があるだけ
に、「もったいない」な…。「普段」というものは絶対に裏切ることはない。もっと1つ1つの課題に意味
を見出して、「普段」からしっかり学習を積み上げていこう。次の学伸テスト(2学期期末)では、今日のような答
案は見たくないね。今度はしっかり頼むよ。