わかってはいるが…

 基本的には、一生懸命勉強すれば必ず成績は上がる。

 

 だから、学伸塾の門を叩いた生徒の成績はグッと上がる。数十番から百番以上上がるなんてことは日常茶飯事だ。

 

 ただし、は存在する。

 

 もちろん個人差はあるが、ある一定のレベルに達すると、パタッと伸びなくなる。

 

 本人は必死に頑張っている。でも伸びない。むしろ下がる場合もある。

 

 目に見えた結果として数字が残りにくくなる場面が誰しも必ずある。

 

 これは本人の中である一定のレベルに達すると、そのレベルを維持するだけで精一杯になるからであろう。情報量

 

が増えたときに、それがすべて吸収できるかどうかは本人の能力次第。当然、許容範囲を超えれば消化不良をおこし

 

てしまい、やってもやっても身には付かない状態となってしまう。塾講師は神ではないので、残念ながら生徒たちの

 

能力そのものを限界突破させることはできない。悔しいが、能力を最大限引き出せるように働きかけるまでが我々の

 

仕事の限界である。そんなことはわかってはいるのだが、それでも、何とかしたい。このままで

 

は終われない。数字には表れなかった目には見えない部分で学力が蓄えられていることを信じ、今日も全力で

 

生徒たちを鍛えたい。きっとどこかでブレイクスルーする場面が来ると願って…。

 

※特に中3生は大半が壁に当たっている状態。定期テストが公立入試を意識したような出題になっているので、単純

 

な一方通行的基礎暗記だけでは点数が残らないようになってきているよね。語句を覚えるだけでなく、語句の意味が

 

説明できるように覚えていかないと、昨年までのようにはいかないよ。「覚える」ことは答えの「丸暗記」ではない

 

ので、その部分を間違えないようにね。そして、覚えたらすぐに問題集(塾テキスト、積極的に進めてヨシ!)を解

 

いて、実戦力を高めよう。