テスト期間になると生徒に「問う」ことがある。
それは…、
「学校の課題は大丈夫か?」ということ。
圧倒的多数の生徒の答えはこうだ。
「大丈夫です!!(^^♪ あと少しで終わります。」
「あと○○だけです。」
こちらが「問う」ていることは、提出物を表面上終わらせたという「形」ではない。
課題を通じて「何ができるようになったか」ということである。
「形」にこだわったところで「できるもの」が増えていなければ、結果としてテストの点は伸びない。
テスト勉強の目的は、「できるもの」を増やして得点率を上げることの1点に尽きる。
では、「大丈夫です」と答えた生徒が塾で学校教材の2回目をやるときにスムーズかといえば、そうではない。例
えば昨日の中3マイペース社会にしても悲惨な状況だった。学校の宿題、夏休み課題とやってきて、3回目の演習に
も関わらず…、だ。
課題をやるときは必ず「何をできるようにするか」という目的意識をしっかりと持とう。そ
して、1回目の演習で明らかになった弱点は、必ず解説をしっかり読み込んだ上で解き直しをしよう。〇〇ザップで
はないが、結果にコミットしないと意味がない。何時間頑張ったとか、何ページ進んだとか、そんなことは
どうでもいい。できるものが増えていなければ、すべてが水の泡なのだから。