学校では、一部の学年の授業が急激にスピードアップしているようだ。
じっくり説明せず、形の上では教科書内容を指導したことにする、いわゆる「流す」というやつだ。
だいたい「岡崎学力テスト」が迫ってくると、「このままでは範囲が終わらない」という理由で行われる傾向にあ
る。今回も、例にもれずその理由なのだろう。岡崎学力テストの範囲や実施日なんて、もっと前もってわかっている
のだから、もう少し計画的に進めて欲しいとは思うが、学校サイドからすれば様々な要因によって予定通りに授業が
進められなかったといいうこともあるのだろうね。
学伸塾では基本的に学校の予習となるように授業を進めていくのが方針なのだが、今回は学校の授業スピードがと
てつもなく速いので、やや復習気味になってしまっている。例えば「社会」なんて顕著だ。中2の社会は塾では「関
東地方」が終了したところだが、学校では、早いクラスはたった1週間で「東北地方」と「北海道地方」を終了する
という荒業をみせている。( ゚Д゚) さすがに追いつけない…。それでも生徒たちがしっかり覚えていればよいのだが、
復習という形で塾の授業を進めてみようとしても、「言われたっけ…」とか「そこまで習っていません」という返事
が返ってくる…。orz (おいおい、大丈夫か…)
非常にピンチな状況に陥っているようだが、「ピンチはチャンス」だ。他の生徒たちが理解不十分とい
うことは、学伸塾生をしっかり鍛えれば、それだけ差がつけられるということ。岡崎学力テストや学年末テストに向
けてはむしろ前向きに捉えられるよね。塾は塾としていつも通りキッチリ教えていく。頑張ってついておいで。数学
は若干早めに進行できているので、次週は「数学」と「社会」の時間配分を逆(社会2限・数学1限)にして、対応
することにする。それでも追いつかない分は冬休み中に進めることとしよう。
1つ伝えておきたいのが、「すべてを塾任せではダメ」ということ。しっかりと学校の授業内で覚えてしまおうと
いう意識は必要不可欠だ。塾の授業を円滑に進めるためにも、しっかりと学校の授業でも戦っておいで。