組み立てが課題

 中2の冬期講習が始まった。

 

 数学の演習をやっていると、頭の中で解答手順がキチンと組み立てられる生徒とそうでない生徒の差

 

が激しい。できる生徒は、自分が「何を求めているのか」を理解しながら、順序だてて途中式を書いて

 

いる(中には全頭の中で処理する強者もいるが…)のだが、数学の関数や図形を苦手とする生徒は、頭の中で解

 

答を導くための手順が組み立てられず、中式を正しい手順で書いていくことができていない。所謂メ

 

モ書きのようなものがさみしく残っている…。

 

 中1の比例・反比例や平面図形・立体図形、資料の活用は、公式や解法の使い分けも多く、答えを導

 

くためにどの公式を使い、どのような手順を踏むのかがポイントとなる。基本的に数学的(論理的)思

 

考の苦手な生徒はここで苦しむ傾向にあるが、今やその内容は高校入試頻出単元であるため、苦手だか

 

らと言って避けては通れない。年明けの岡崎学力テストのことも考慮すると、重点的に復習しておかな

 

ければならない。

 

 昨日も講習初日でありながら、深夜までかかった生徒も複数名いた。せっかく苦しんでまで解き直し

 

をしたのだから、是非ともこの冬の間に会得してほしい。そのためには復習あるのみだ。継続なくして

 

定着はあり得ない。必ず、近日中に再度復習しておこう。そして、復習しながら丁寧に解法手順を追っ

 

て、キチンとした組み立てができるようにしていこう。今のうちに解法手順を正しく追い、途中式をし

 

っかり書くことをしていかなければ、高校入試の図形問題に太刀打ちできなくなるぞ!(一時期より簡単に

 

はなったが、中学生からすれば、まだまだ難易度の高い問題が出題されている)