何しに来てるの?

 塾に通うことの意味を考えていない生徒を見ると、怒りを越えて呆れてくる…。

 

 「何をしに来ているんだ」と…。

 

 ここの入塾条件は「向上心を持って頑張ること」である。

 

 プリント演習を早く終わらせるために、理解を深めようともせずに解説の途中式ごと丸暗記して出来

 

たことにしようとする生徒や、机の中の答えをチラチラ見ながら表面上の直しをしている生徒を見ると

 

指導する気すら失せる。「塾生の資格なし」だなと判断されても仕方あるまい。こういった行為をはた

 

らいた生徒にはもちろん指摘をした(バレていないと思うのかなぁ、甘いよ!)が、未だにこういう生

 

徒がいるということが、塾としてまだまだだなと思う。悲しくなるね…。

 

 以前にもブログに書いたが、僕は塾生の人数には興味はない。過去に自分が教室長をしていた校舎で

 

で200人以上集めていた時期もあるが、学伸塾をそのようにするつもりはない。本気でガンバル生徒

 

を本気で応援する塾を創るために独立開業したのだからね。だから、過去の経験と実績から必要と判断

 

される分量の問題演習を与えているつもりだし、それらを利用して力をつけたい生徒のみが通う塾にし

 

いと心底思っている。僕や自分をごまかしてまで早く帰りたいのであれば、どうぞ他所へ行って下さ

 

いねというのが本音だ。何も無理してここへ来ることはないんじゃないかな。

 

 あとは、学校の宿題提出状況をごまかしている生徒も、塾へ来る必要はない。学校のことがまずはし

 

っかりできてからだよね。今回も1人だけ時間で区切って強制的に帰宅をさせたが、学校の提出物を期

 

限を守って出せない生徒を受け入れるわけにはいかないな。学校のことがしっかりできた上で、プラスα

 

としての学伸塾である。ここは1中学校に対応した学校補習塾としての性格も持っている。学校のこと

 

を疎かにしている生徒が来る場所ではない。だって優先順位の最上位は学校でしょ。度重なる指導にも

 

関わらず改善の余地が見られなければ、退塾勧告も致し方ないな。

 

 1人でもキチンと戦う姿勢を見せない生徒がいると全体の雰囲気がおかしくなる。(鈍感な塾講師の

 

中にはそういった空気の変化を感じない人もいるが…)それが全体授業だと思っている。「教室は生き物

 

だ」という言葉を以前勤めていた塾の塾長から耳にタコができるほど聞かされたものだが、なるほどそ

 

の通りだと思う。教室全体の空気が悪しき方向へ行く前に、手は打たないといけない。幸い、この季節

 

は他塾さんも生徒募集に力を入れている時期。学伸塾の指導方針・理念にそぐわない生徒は、他塾さん

 

への移籍を検討してほしいと思う。僕が指導したい相手は「本気で頑張向上心あふれる生徒」であ

 

て「お客さん」ではない。本気で自分自身を伸ばそうとする生徒に集まってほしいと願っているし、そ

 

ういう生徒のみが入塾を希望するような活気あふれる強い塾で在りたい。もちろん、生徒だけではなく

 

僕自身ももっとスキルを磨いて指導力を向上させていく所存である。