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性格が出るよね…

 中2の文字式の計算なんて、中1内容に文字数が増えただけの内容。

 

 よって、しっかりと板書説明された通りに問題を解いていくのが、ミスなく確実に正解できる最短経

 

路のはずなのだが、面倒くさがって途中式をサボろうとし、結果として不正解となる生徒がチラホラ。

 

 う~ん、つくづく計算分野って「性格が出る」なと思う。

 

 途中式を省略して、計算ミスをし、挙句、見直しの際にどこでミスが出たかの発見ができないという

 

二重の失態…。結果、全部消して最初からやり直し…。塾生として、あるまじき行為だね。こちらとて、

 

だてに数多の卒塾生を輩出してきたわけではない。いろんな間違え方を見てきた上で、一番確実な方法

 

を説明しているし、間違いの多いポイントも強調しているのだ。まずは指示通りに演習を実行し、完全

 

にモノにしてから初めて我流というのがではないかな。決して基礎を疎かにしてはいけないね…。総じ

 

て何事においても基礎が疎かで大成する人間なんて滅多にお目にかからない。

 

 ケアレスミスが…という言い訳が大好きな生徒ほど、我流にはしり、ラクをしたがる傾向があるよね。

 

ミスを防ぎたければ、基本に忠実にしっかりと正しく途中式を書き出していくべきだ。それを実行する

 

だけで正答率もグッと上がるし、不正解の問題があったとしても原因分析がしやすいよね。結果として

 

その方が解き直しも早く終わるんじゃないかな。「急がば回れ」だね。

 

 それにしても、成績を上げようと思ったら、本人の性格に関する部分も修正していかなければならな

 

い。一筋縄ではいかないね。そりゃぁ、時には厳しく叱責しなければならない場面も出ちゃうよね。そ

 

ういったものに耐えて、どこまで伸びようとするかだな…。