午前中は娘の授業参観で「家庭科」の授業。今までが「国語」で朗読ばかりで
あったため、かなり新鮮だった。…というわけで、家庭科室へ。
“はじめてのクッキング”という題目で、まずはコンロの使い方から始まったの
だが、先生が生徒を一カ所に集めて手本を見せると、「おおーっ!!Σ(・□・;)」という声…。
「ガスコンロのスイッチを回して火をつけただけじゃん」
と一瞬思ったのだが、確かに今の子どもたちからすれば、普段見慣れない光景なのかもしれない。
今時のガスコンロって、そもそもスイッチを押すだけのタイプが多いし、新しめのユニットキッチン
であれば、IHの時代…。そして「危ないから」という理由で、自分で火をつける体験をしたことのない
子どもたちが多いようだし…。
そういえば、いつぞやの記事であったか忘れてしまったが、小学生のおよそ8割の子が「マッチで火
をつけられない・火をつけたことがない」そうだ。缶切りで缶詰を開けることができない子も確か同じ
ような割合であったかと記憶している。😱
災害列島日本に住んでいる状況で、便利品でしか生活できないなんて大丈夫か…と心配になってしまう
ような数字だが、便利さと引き換えに生活技術力が退化しているのだろうね。普段の生活で必要性を感
じなければ、そりゃぁわざわざマッチなんて使わないわな。花火だってチャッカマンで点火だしね…。
でも、今日の授業参観を見て、いざという時のために、日ごろから親子で生活技術力を高める必要が
あるなと考えさせられちゃったな…。ちょっとアウトドア体験をさせたり、夕食のお手伝いを増やす
(一応、簡単なことはさせてはいる)などして、少しずつ生活技術力をつけさせたいな…。頭の良さも大
事だけど、生活力のある大人になることのほうがもっともっと大事なことだもんね…。