学校のことを「まとも」にやれない生徒が、塾に通って成績をどうにかしたいというのは、ちょっと
筋が通らないと思うのだが、月謝で成績(数字)を買えると安易に考えている生徒が何人かいるよう
で、残念でならない…。
公教育なのだから、最優先事項は学校関連のことである。学校の宿題を、心底真剣に解説に書かれて
いることまで含めて身につけようと頑張っていたら、かなり勉強ができるようになっているはず。塾に
通ってはいるが、学校の宿題をテキトーにやり過ごしている生徒は、断じて勉強ができるようにはなら
ない。課題を通じて基礎基本を反復し、身につける。単なるスタディ(勉強する)ではなくラーン(学
び習得する)をする機会を与えてくれているのだから、そこを懸命に頑張るべきだよね。
塾通いの前に、最低限やらなければならないことがあるんじゃないかな。
学校関連のことをしっかりとやっている上で、プラスαとして塾がある。そういうものだと思う。例え進
学塾に通っているわけではなくとも、ね。特に学伸塾は「学校補習塾」としての性格が強い。学校あっ
ての学伸塾なのだ。学校のことを疎かにしている生徒には、通っていただかなくても大いに結構。
今までの自分を変えるべく、指示されたことを素直に頑張る生徒であれば大いに可能性を広げるお手
伝いをしたいが、単に「学伸塾に入れば(自動的に)成績が上がる」と勘違いしている生徒は、お断り
だ。体験期間中にその辺りの見極めをしているつもりだが、たまに勘違いをしている生徒が混ざってし
まうことがある。見抜けなかった僕が未熟なのだが…。
今回、あまりにも普段の学校教材がいい加減な生徒たちには、警告を発した。期末テスト対策のとき
にまで今回のような惨状が繰り返されるようであれば、肩をたたかねばなるまい。