· 

残念、無念…。

 まだまだ、僕の指導力が足りないのだろうな…。

 

 春休み前の段階で、「入試」というテーマで授業をした。その中でいつ、何をすべきかを真剣に伝え

 

たつもりだったが…。内申点に関する話だけでなく、普段からマイペース教材を使って復習をしつつ実力

 

を養っていくようにという話をした。ここでしっかり踏ん張っておかないと、とてもじゃないが入試に

 

間に合わなくなるんだよな。

 

 いざ、テスト週間に入り、マイペース教材の2回目をやらせてみると…、想定よりはるかに正答率が下

 

回るだけでなく、まるで初めて問題をしっかり解きますという状態の生徒までいる始末…。これを普段か

 

ら続けてるのであれば、そりゃぁ実力なんかついているわけがない。ここまで来ると叱る気も失せる。

 

今から手取り足取り全てを指導するなんてことは、物理的に時間が足りない。もっと早めに、1単元ず

 

つ課題として進めていく中で、わからないことを質問すべきではないのかな。そういう風に働きかけて

 

あったはずだが…。

 

 もっと普段から指示をしっかり聞いて、素直に日々研鑽しないとね。指導を受けに塾に来ているのだ

 

ら、ますはアドバイス通りにやるのが筋かと思う。アドバイスに従いつつ、慣れてきたら自分なりの

 

やり方へとアレンジを加えて、自分流の勉強法を確立してくれれば良い。全てを塾任せにしても、高校

 

へ行ってから困っちゃうしね。徐々に塾への依存度を下げていくのが望ましい。所詮、塾は生徒が変わ

 

る「きっかけ」に過ぎないということだな。

 

 数学のチェックテストの出来も酷かった…。準備不足、塾生の資格なしの生徒が多数いたな…。さすが

 

にこの出来は指導する側に失礼極まりないと言わざるを得ない。復習の「ふ」の字もやってないもん

 

ね。少なくとも指示通りに毎日プリントに目を通していたら、例え満点でなくとも、それに準ずる出来

 

にはなるはず。指導を受けに来るのであれば、身につけるべく最大限の努力をする姿勢が必要。その一

 

環として、家庭学習をする機会を強制的に設けつつ、出来が維持されているかを確かめるためのチェッ

 

クテストが設定されているのだ。まぁ、もし今後もこのような状態で来るあれば淘汰されるだけではあ

 

が…。(お客さんはいりませんので…)

 

 全生徒に、指導を受ける姿勢を身につけさせることができていないのは、本当に残念であり無念だ。

 

学伸塾(僕)、まだまだだな…。