テスト対策期間に入って、改めて思う。
「学伸塾生、根性あるわ…。」
果たして、ここまでテスト期間に勉強している（させられている？）生徒がどれくらいいるだろう
か。演習ノルマもかなり多いので、最もスピードの早い生徒でギリギリ時間枠に収まるかどうかぐらい
である。遅い生徒はその日のうちに終わらず、翌日に持ち越して授業時間外で仕上げていく。生徒の話
を聞いていても、学伸塾と北中学区のとある学習塾さんは、かなり演習量が多いと噂のようだ。
でも、解答速度（反応速度）を早めたり、パターンを染み込ませようと思った場合、かなりの演習量
が元来必要なのだ。時間枠に収めるためだけに演習量を妥協するというような発想は僕にはない。必要
と判断したものを必要なだけ生徒に課す、これが本当の優しさだとさえ思っている。時間で切るんだっ
たら、もっと生徒の受け入れだってできるのだが、そんなことをしたくて塾を立ち上げたわけではない
のでね。居残りをさせてでもやらせ切る、これが方針だし、絶対に譲れない部分。そもそも塾は選ぶ自
由が存在するのだから、多くの演習で自分を鍛えようという高い志や向上心
のない生徒は、最初から学伸塾を選ばなければいいだけのこと。学伸塾は、相
応の覚悟を生徒に求める代わりに、必ず結果でお応えできるようにするけれど…。
実際には、学伸塾生の大半は、最後までキチンと演習ノルマをクリアすべく、連日必死に勉強してい
る。もちろん、家に帰れば学校教材も進めなければならない。上手くすきま時間を見つけて要領よく物
事を片づけていかなければならないが、徐々に先を考えて早めに対処ができるようになってきているよ
うだ。人間、忙しい方がいろいろと工夫をしようと頭を使うものだよね。暇は人をダメにする。
この塾に通うことで培う根性や粘り強さといった部分や時間の使い方などは、必ずやこの先の人生で
役に立つ。学伸塾での勉強を通じて、物事を成功に導くための思考や、行動などをしっかりと身につけ
ていってほしい。