勉強を苦手とする生徒を見ていると、「こんなの僕（私）には無理」とか「できん」という否定的な
言葉がよく使われる。
人間にはそもそも無限の可能性があるということを否定する人はあまりいないと思うが、では、なぜ
できないのか…。自分で「できない」と思いこみながらする行動に問題があるのかなと思う。最小限度の
努力をして、すぐに結果がでなければ、「ほら、やっぱりできない」としてしまっているのではないの
かな。「できない」と思いこむことで、行動も最小限に抑えてしまっているのだから、そこに成長なん
てあるわけがない。
自分に「できる」という信念があれば、もっと努力をするだろう。自分を信じる心に行動が伴ってこ
れば、素晴らしい結果を得ることになるかもしれないのだが、自分で自分の可能性にフタをして、素敵
な自分になれる可能性を閉ざしているとすれば残念だ。
最初は根拠なんてなくてもいい。ひたすらに自分の能力を信じて、「自分ならできる」という信念
で、努力をしよう。必ず、今までとは違う結果がもたらされるはずだ。