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望むような結果を得るまで…。

 今週末、中間テストの結果が、順次返却されているはずだ。

 

 結果はどうだろう?

 

 望みうる結果が得られた生徒、得られなかった生徒、いろいろかと思う。

 

 特に、中1生や春先から途中入塾をしてきた生徒については、「勉強の仕方」というものがこれまで

 

とガラッと変わり、大きな成功を得た生徒もいれば、思いの他奮わなかったた生徒(僕から見ても)も

 

いるよね。

 

 では、望みうる成果を得られなかった生徒は、今回のテスト勉強が「失敗」であったのかと言われれ

 

ば、現時点では間違いなく「NO!」だ。例えば、英語などは中1からの積み重ねがモノをいう。理科

 

や社会、数学と違って、目に見えて伸びてくるまでには相当な努力と時間を要する。文法の書き換えや

 

教科書本文の穴埋め程度であれば、塾に通った効果がすぐに表れるだろうが、長文問題などはそうはい

 

かない。つまり、今回の結果に腐らず、努力を続けるしかない。

 

 もちろん、短期で結果がでるはずの部分で取りこぼしがあるのなら、方法を変えるしか改善の道はな

 

いと思うが、「方法を変える必要がある」「この方法では結果が出ない」ということが分かっただけで

 

も、得たものはあったということだ。

 

 とにかく、アドバイスに対し素直に行動し、上手くいった方法はそれを続け、自分に合わなかった方

 

法はそれを捨て、違う方法を試してみる。今は、そうやって自分にあう勉強法を確立していく準備段階

 

じゃないかな。そこから何かを学ぶ限りは、「失敗」というものは存在しない。