今日から、「学伸テスト」が始まる。定期テスト本番へ向けて、万全の準備で臨んでほしいと思って
はいるが、実際には、本来解けるはずの問題が解けなかったり、計算ミスなどで点を落としたりといっ
たことを誰しもが経験することだろう。
簡単な問題を間違えてしまった場合、素直にそれを認めたくない気持ちは理解できるが、「単にケア
レスミスです。本来はできます。」と言い訳し、安っぽいプライドを振りかざして自分を守ろうとして
も、それは決して「自分のため」にはならない。できなかったことを素直に認め、「なぜ間違えたの
か」をキチンと自己分析し、「次は絶対に間違えないようにする」という強い気持ちで徹底的に弱点を
つぶしていってほしいと思う。
弱い自分を守るのではなく、弱かった自分に勝つためのプライドを持ってほしい。後者を持ち続ける
ことで勉強も、勉強以外の事も、成長できるんじゃないかな。
自分が戦うのは常に昨日までの自分。それに勝ち続けることで、日々一歩ずつ前進していけるんじゃ
ないのかな。プライドを振りかざして意地を張るのは、昨日までの自分に負けそうになったとき。い分
の中の弱い心に打ち勝つためにプライドを振りかざそう。
勉強をしながら、社会に出てからも通用するものの考え方を、しっかりと身につけていってほしい。