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典型的ダメパターン

 マズイな…。(# ゚Д゚)

 

 中1学伸テストの感想だ。

 

 理由その1:テキスト課題が解き直しまで「キッチリ」終わっていない生徒が数名…。

 

 これは、スタートラインにすら立っていない状態。そもそも、やるべきことをやっていない生徒がテ

 

ストを受けていいはずがない…。はっきり言って論外。これをする生徒は意識レベルが相当低いわけだか

 

ら、テストをしても「それなり」の結果で終わる…。至極当たり前だ…。もちろん補習確定、自業自得。

 

 理由その2:漢字テスト100問は、学校の漢字の課題にピッタリ合わせて作成している(塾のテス

 

ト週間と学校課題がリンク)ため、日々の課題にしっかりと取り組んでいれば「覚える」ことができる

 

はずだが、部首を間違えていたり、空欄が多発するなど、悲惨な状態…。細かいところまで気が回ってい

 

ない(手本を気にしていない)のがありありと分かる。性格的にいい加減な生徒が多いということの証

 

明のようなもの。この部分の修正からしていかなければ、テストの点数も伸び悩んでしまう。これはな

 

かなか根の深い問題だ。(※空欄の多い生徒は、即座にテストを中止。お灸を据えた上で別室で勉強さ

 

せ、後日テストを受け直し。「準備していない生徒にテストを受ける資格なし!」の方針。)

 

 理由その3:前回と比べると、今回は「素直」に「当たり前のこと」がやれていなかった。前回テス

 

トと比べると、出題範囲も広く内容も難しくなっているのだから、尚更日々のチェックテストの勉強か

 

ら大事にしておかねばならない。これは常日頃伝えていること。勉強において重要な資質って「素直」

 

であることと、「当たり前に当たり前のことをする」ことだと思っている。できる生徒ってなんででき

 

るかと言うと「素直」に「当たり前のこと」を普段からキッチリやっているから。だからテスト直前だ

 

け「ヤバい」とか言いながらバタバタすることもしない。

 

 前回は初めてづくしだったこともあって、「素直」に頑張ってたよね。だからそれに伴う結果が残っ

 

ていたのだが…、今回はどう見ても「甘く考えた」ようだ。

 

 これら兆候は典型的なダメパターン。生徒たちの意識を変えねば、必ず中間テストのときよりも順位

 

下がる。いや、下手をすると受験できる志望校のランクすら下がるのでは…。

 

 だから、生徒には釘を刺した。

 

 「勉強は坂道と同じ。転がり落ちるのは簡単だし、どこまでも下がるぞ!」

 

 「一旦転がってしまうと、元の位置に戻ろうとするだけでも膨大なエネルギー(時間と労力)が必要

 

 になる。その方がもっと苦しいぞ!

 

 と…。

 

 いつになく真剣な表情で話を聴いていたのがせめてもの救い。今週中の補習&再テストを通じて、取り

 

組み方や思考の甘さ、注意力といった部分を改善させていきたい。この学年は「まだまだ伸びる」と思

 

っているからこその負荷をかけていこうと思う。