「ゴールからの逆算」というのは、人生においてかなり大事なことかと思う。
要は、「目的」(=何のために)と「目標」(=何をするか)がキチンと設定できているのかが、夢
を実現する(具現化)ために必要な条件ということだ。
前回のブログでも書いたが、イメージした自分(例えば志望校合格を勝ち取った自分)になるため
に、「今何をすべきか」を考えて行動に移すことができるのであれば、その通りの自分になれる。目的
を達するために大きな1つの目標をつくる必要はない。目標を段階的に小分けして、1つ1つ確実に乗
り越えていけばいい。過ぎたるは猶及ばざるが如し、だ。高すぎる目標は、簡単には越えられず、さら
に自分の成長を実感しづらいから、気持ち的にも参ってしまうかもしれないしね。自分が設定した小さ
な目標を確実に越えていくことで、自分に自信もつくはずだ。「やればできる」とね。そうなると、い
ろいろな物事が楽しくなってくる。もっともっとやってやろうという意欲が湧いてくる。いいことづく
めだよね。だから、毎回のテストごとに目標を設定して、それを越えるべく、努力をしてほしい。そう
して最終的に目的とするものに辿りついたら…、何ていうか、もう最高だよね。
そういう目的も目標も立てずに、「何がしたいの?」と聞きたくなるような無駄な日々を過ごす生徒
にはなって欲しくないな…。昨日も、目の前の小さなハードルを越えることから逃げた生徒に、退塾して
いただいた。一度はチャンスを与えたのだが、やはり「変わろう」とはしなかった。明確な目的も目標
も持たず、嫌なものから顔を背けるだけの生活を続けていても、何の成長も得られないのだが…。本当の
充実感、達成感が獲得出来ない人生なんて…、つまらないよな。(´Д`)ハァ……、しかし今年度早くも2人
目の退塾宣告となった…。でも、仕方ない。「向上心なき者は去れ」が僕の方針。これだ
けは絶対に譲れない。