ついつい声を荒げて、鼓舞しようとしちゃいますね。
できなくて、沈んだ表情でヘコんでいる生徒を見ると…。
で、心の中でその子に問いかけるんです。
「周りよりできていないよな。だから、どうすればいいの？」って。
「今」は「できない」んですよね。
いいんですよ、それで。
だから塾に来ているんですよね。
問題は、できないことが分かっていて、どうすればそれが解決するかですよ。
解説にかじりついて、それでもわからなければ個人的に質問して、あとは練習あるのみですよね。
数をこなさないで身に付くなんて、一部の天才だけです。
いいんですよ、天才は放っておけば。
どうせ自分とは違うんですから。
同じ土俵で比較する必要もありません。
自分は自分です。
うらやましがっても、天才にはなれませんからね。
だから、地道な努力で近づくしかないんですよ。
でも、その這い上がろうとする過程で得るものが、この先の長い人生で大きな武器となるはず。
だから、大いに苦しんでくれればいいんです。。
ただ凹むだけでは意味がないですけどね…。（たまにいるね…。悲壮感タップリの子が…。）
できなくて、打ちのめされて、でもその現実を受けいれて、次はできるようにと努力を重ねることが
大事なんですよ。前回のブログにも書きましたが、大成している人たちは、どこかで苦労してるんで
す。でも、現状を変えようと頑張ったからこそ、「今」があるんです。
人生は「今」の連続です。次にどんな「今」を迎えるかは全て自分の
今のあり方次第です。現状を変えようと何かアクションを起こせば、望んだ自分になれるかもし
れません。でも、変えようとしなければ、この先も現状と同じ「今」を迎えるんです。そんなの嫌です
よね。だから「やる」んです。本気で繰り返し練習していたら、すぐにわかります。自分が苦しんでい
たことって「たいした問題じゃなかったな」って。そういう成功体験を積んでいったら…、勉強が楽しく
なりますよ。だって自分に自信がつきますからね。そうなったら、「勝ち」じゃないですかね。その領
域まで頑張れるか…ですよ。