中3の夏期講座もいよいよ千秋楽を迎えた。
今回、あらためて思い知らされたのが、「チェックテストのアリガタミ」であろう。
7月前半の授業では、短縮授業のためにチェックテストは敢えて実施してこなかった。もちろん、そ
の代わりに当日中に口答チェックは実施していたし、夏期講座の中でもう1回確認するとは伝えていた
のだが、やはり目先のチェックテストがなければ、なかなか自主的には復習ができないことが証明され
てしまったね…。
1ヶ月ぶりに中3の7月内容を確認してみると、もはや爆死の部類。数学にしても社会にしても、と
にかくヒドイ…。「よくぞここまで忘れられるものだ」とある意味感心してしまうレベル…。怒りを通り
越して、もはや笑うしかない。
まぁ忘れたものは仕方ないので、復習用プリントを改めて覚えなおして、さらに解き直しをして…、よ
うやくテキスト演習という具合に、しつこく練習させる。気が付けば10時間勉強となった生徒も複数
名いた。きっとここまでやらせる塾はそうは存在しないだろう。が、学伸塾生はもはや自主的に夕飯を
用意する強者ぞろい。「すべてをやり切らないと終われない」ことも周知の事実。だから、遅れを取り
戻すべく必死にやる。心も折れずに…。うん、随分と逞しくなったな。夏期講座を通じて、単に復習する
だけにとどまらず、メンタル的にも秋以降の入試対策講座にも耐えうる仕様になってもらわないといけ
ないのでね。その辺りは合格だな。
それにしても、チェックテストを抜くとここまで知識が抜け落ちることが身をもってわかったよね。
ここからの通常授業は、4限目に入試特訓用のチェックテストが追加されるが、ここへの取り組み方に
期待したい。チェックテストなしの自分の出来というものをこれだけ見せつけられて、まだチェックテ
ストの大事さに気付かず、疎かにするなんてあり得ないよね。人間、どこかで思い知らされないとなか
なか目が覚めないからね。今回がその目を覚ます日であったという事なんだよな。
…というわけで、年号語呂合わせ100問以上のチェックテストがさっそく木曜日に実施される。目を
覚ましたであろう受験生の凄みが見たいなぁ。期待しているよ。