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「差」がハッキリ…

 中1の学伸テスト結果は、やはり想定を下回るものとなった…。

 

 やっぱり甘いわ、自分に。やりきれないもんね。与えられた素材を活かしていない。もちろん、中に

 

はしっかりと準備してきた生徒もいるが、ごく少数。自信を持って「全力でやり切りました」と言える

 

生徒はほとんどいないだろうと思う。一昔前より、きっちりとやり込んでくる生徒が減ったな…。たまた

 

まそういう生徒が来ているのか、それとも全体的にそうなのかはわからないが、割合的には確実にね。

 

 それにしても中学校へ上がってわずか半年ほど。恐ろしいほどの生徒間の学力「差」が出てきてしま

 

ったものだ。今回、1年生の塾内1位と2位との五科合計点差が30点。他にも8位と9位は38点差

 

となっていた。因みに1位と最下位との差は190点…。(※500点満点)(@_@) まだ基礎の段階な

 

のだが…。

 

 また、例年通りの傾向ではあるが、やはり数学と英語の2極化が進んできた。根本理解に努めしっか

 

り練習を積み上げてきた生徒と、テスト前だけ取り繕ってきた生徒との「差」は残酷なほどに広がって

 

いる。中間テストよりも前の段階で「遅れ」を取り返さなければ、もうこの先は成績に関しては尻すぼ

 

みだろう。特に英語は一旦崩れると始末が悪い…。高校入試なんてまず対応できないだろう。

 

 本当の手遅れになる前に、この「差」を埋めるべく補習を大事にしてほしいものだ。家庭学習におい

 

て優先すべきは学校課題ではあるが、すき間時間を「遅れを取り戻す勉強」の時間にしっかりと充てよ

 

う。傷口が浅いうちはまだ治りも早い。致命傷になってしまったら…ね、もうわかるよね?