冬の岡崎学力テストの日程が年明けの1/8(火)に集約されている関係だろうか…。
例年と様相が異なり、中学生が3学年とも“岡崎学力テストの過去問2年分”が冬休み課題
として課されている。1日で5科としても2日間で解き直しまで終わる量。あとは各自の
自由課題ということになっているらしい。ということは、その過去問の使い方1
つで大きく差がつくということである。時間を計ってしっかりと集中して1回目
の演習を行い、キチンと解説を読みこんだ上で解き直しをする。もちろん、その問題は数
日明けてから再度解き直しをする必要があるよね。さらに年明けにもう一度解き直してお
くとより定着するだろうね。演習を行った上で“弱点”としてあぶり出された単元は、塾の
冬期講習や課題などで特に重点的に頑張っておく必要がある。そうやって自分で過去問
演習に意味を見出すことをしなければ、課題がただの作業でしかなくなってしま
う。数学なんて特に思考や解法のパターンが似通った問題が出題されるから、やり込めば
やり込むほど正答率も上がるだろし、実力テストに強くなりたければ、そういうタイプの
問題をやり込んでいくしか道はない。「何もしてないのにある日突然応用力が付いてい
る」なんてことはまずないからね。
課題が少ないことをただの“ラッキー”と捉えるのか、それとも“すべては自分次第だ”と捉
えて危機感をもって頑張るのか…、この差は大きい。ある意味怖さを感じるね、この課題
の出され方。すべては自分たちの意志に任されているという事だからね。目先のラクを選
んでサボる組と自分を律して実力を伸ばす組とで、二極分化するんだろうね。塾に通って
いる君たちはどちらを選択するんだろう? 言わずもがなだよね。
最低限、年内にはしっかりと一度目の演習と解き直しまでできていないと話にならない
よね。岡崎学力テストの日程から逆算して、しっかりと計画性と向上心をもって課題を進
めること。解説を読みこんでも理解できなかった問題は、授業日や塾の空いている日に積
極的に質問に来ること。塾にしても課題にしても“活かすも殺すも自
分次第”ということを肝に銘じておこう。