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これは失敗でしょ…?

 学校側の冬休み課題の“意図”を汲み取った上で、岡崎学力テストの課題に取り組むこと

 

ができた(有効活用をしたという意味で)生徒の割合って…、相当少ないのだろうな…。

 

ハッキリ言って今回の学校の課題の出し方は“失敗”に終わってしまったように感じる。僕

 

的には“いい課題の出し方”だと思うのだけれどもね。個々の生徒で苦手箇所が異なるわけ

 

でしょ? 苦手な単元を集中的に勉強してくださいなというのが今回の学校側のスタンス

 

のはず。課題を有効活用できる生徒は、2年分の岡学過去問演習から弱点をあぶり出し、

 

そこを重点的に補強するという効率の良い勉強をしているわけだ。無駄な贅肉を省いた効

 

率的な学習だよね。冬休みという決して長くはない勉強期間を活かすためにはこの方法は

 

もってこいだと思う。しかし、残念ながらそこまで考えて学習できる生徒自体が多くはな

 

かったということだ…。

 

 冬休みも残り2日という状況で、まだ課題が完成していない生徒って結構な数が存在す

 

るようだ。残念ながら、塾生の中にも意識の低い生徒が紛れ込んでいる。実に嘆かわしい

 

ことだ。そしてそういう生徒たちに限って、年明け最初の授業を見ると明らかに“劣化”し

 

ている。まるで年末までの講習が意味をなさなかったのかのように…。

 

 勉強には反復による刷り込みが必要なのだから、定着するまでは繰り返すことを怠って

 

はならないはずなのに、1つ1つを単発で終わらせてしまうがために一向に定着していか

 

ない。毎度毎度頭の中がリセットされてしまうのだから、そりゃぁ勉強が大変に感じるだ

 

ろうし、わからないのだからおもしろくもないだろうし、シンドイばかりで嫌いにもなっ

 

ちゃうわな。でも、勉強を面白くなくしているのって自分の行動と捉え方だよな。やりよ

 

うによっては、1つ1つの知識を結びつけることでいろいろな物事が解決できてめちゃく

 

ちゃ“面白い”ものだと思うのだが…。しっかりと基礎固めをして、そのうえで思考力を養う

 

問題に手を伸ばしていかないと入試には対応できないんだけどな…。中2の新年最初の授

 

業を見ていると、先行きがもの凄く不安。進路を選べる立場に回れる生徒が一体何人いる

 

ことか…。危機感をもって本気で取り組んでいる生徒がまだまだ少ない。塾の管理下で強

 

制的にやらされなければ勉強できないようでは、自分に甘いとしか言えないし、誰かにス

 

イッチを押してもらわなければ動けないようであれば、行動が長続きしないよね…。

 

 ちょっとずつアタリを変えていくこととしよう。しばらく年齢相応に丸くなってたけど

 

ね。分が塾講師として一番脂が乗っていた頃のように少々ハードにいくよ。