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本番じゃぁないからね。

 中学1年から3年まで「岡崎学力テスト」同時実施の日ということもあり、得点率を気

 

にしている生徒が多い。特に中3生は志望校に合格できるだけの実力が養われているのか

 

を測る必要があるため、尚更だろう。

 

 自習に来た中3の塾生数名からも点数の報告をもらったが、実力が出せた生徒もいれば

 

不本意な結果に終わった生徒もいる。では、この不本意な結果の生徒がまるっきりダメだ

 

ったのかと言えば…、そうでもない。授業後に僕の身体が空いてから、一緒に間違えた問

 

題の解説をしつつ原因を探していったが、“正解か不正解かは紙一重”というところまでき

 

ている。もちろん、最後の詰めが甘いと言われればそうかも知れないが、決して悲観する

 

内容ではない。入試までには間に合うであろうところまでは到達している。よって焦らず

 

しっかりと今の勉強をしてくれればいい。

 

 もちろんテスト結果が伴っているに越したことはないが、“まだ本番じゃぁない”。これ

 

で志望校の合否が決まってしまうわけではないのでね。足りないモノが見えたならば、そ

 

れでいいんじゃないかと思う。大事なことは本番で同じミスをせぬように早い段階で対処

 

することだ。近日中の解き直しは必須。それをしなければ岡崎学力テストを受けた意味が

 

ない。必ずテストから何かを得られるようにしっかりと直しをすること。

 

 目標点数に届かなかった生徒たちは、これでかえって気が引き締まるんじゃないかい?

 

ヘタに点数が取れてしまうと慢心しちゃうかもしれないもんね。下を向いている時期じゃ

 

ないからね。ポジティブに物事をとらえて、前を向いて進もう。