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まさか終わらぬとは…

 長かった学年末テスト対策授業もようやく終わりを告げた…。生徒たちもあと3科のテ

 

ストを頑張るのみだ。準備してきたものを存分に出し尽くしてほしいと思う。順位に関し

 

ては相手もあることだし、本人の頑張りに対する副産物のようなものではあるが、やはり

 

上がっているほうが嬉しいに決まっている。塾としても好結果を望んでいることは言うま

 

でもない。春の遠足の申し込みも来週からスタートするが、成績が上がっていれば保護者

 

の皆様方も快く「行っておいで」となるはずだ。(笑) 

 

 今回の対策授業は、範囲も広く内容も濃いためにかなり段階的に準備を進めてきたつも

 

りではあったのだが、最後の最後に想定外のことが起こってしまったのが少々残念だ。新

 

年度に受験生となるはずの現中2生で、まさか5名も演習ノルマをクリアできずにテスト

 

に臨む生徒が出るとは思わなかった…。さすがにこれはちょっと…。原因の大半は、解き

 

直しの2回目がスムーズに進まなかったこと。1回ミス直しをした問題の解き直し2回目

 

なのだから、そんなに時間はかからないことを想定していたのだが、まるで初めてその問

 

題を見たかのようなスピードで解いている…。なぜそうなっちゃうの???

 

これでは受験生の演習量はこなせないよ? むしろ今年の中2の塾生レベルを考慮しての

 

演習量なのだから、こなせるハズなのだが…。一度解き直しをした問題に対する意識が低

 

すぎるのではないかな…。学校課題に対する取り組みの程度も表れてしまっているよね、

 

完全に。普段の学校教材に対する取り組み方から、根本的に変えさせる必要があるね。強

 

権発動も辞さない構えで望まねばなるまい。このままでは高校受験は危うい…。今回、演

 

習ノルマが終わらなかった生徒たちは、処理スピードも含めて今の自分たちの学習の在り

 

方に対して危機感を抱いてほしい。このままでは間に合わない。