本日は“公立高校入試合格発表”日ということで、生徒たちの受験校へと足を運んでき
た。自己採点結果を回収した際に、おおよその合否のメドはついていたのだが、入試は相
手があることだ。実際に掲示板を見るまでは何も確定ではない。期待と不安を胸に各校を
回ってきた。
結果としてはほぼ想定通り。西高のボーダーが予想に反して低めだったのか、不安視し
ていた生徒たちが無事に合格していたことには胸をなでおろしたのだが、一方で厳しい現
実を突きつけられてしまった生徒も出てしまった。
厳しい現実を突きつけられた生徒たちは、今は気持ちが沈んでしまうのも仕方がない。
何より僕自身も“申し訳なさ“と“自分の指導力不足”で心がズタズタの状態だ。このブログを
書きつつも、悔しさで胸がいっぱいだし、もう少しやりようがなかったのかと自問自答を
繰り返している。保護者の方からは「塾のせいではないですよ」との言葉を頂いたのだ
が、結果を残すことができなかった以上は僕の責任であることには間違いない。志望校へ
と歩むことができなかった生徒たちには「すべては今後の自分次第だぞ。これは長い人生
の１つの過程であって、まだまだ挽回は可能。気持ちを切り替えて、前を向いて進もう」
という旨を話をした。つらい経験ではあるのだが、これを己の糧とするのか、それともた
だの失敗に終わらせてしまうのか…、すべては今後の自分の在り方次第だ。きっと挽回し
てくれると信じている。心の整理ができるまで、しばしの時間が必要かもしれない。それ
はそれでいい。ただ、しっかりと自分を見つめ直して、次は望みうる結果が得られるよう
に、しっかりと前を向いて再び歩み出してほしい。今は、ただただそればかりを願ってい
る。