“平成”も間もなく幕を閉じようとしている。昨日は平成最後の小6生4月まとめテスト
が行われたのだが、うれしい出来事があった。
入塾してから半年以上が経つが、今まで一度たりとも国語のまとめテストで合格ライン
(90点以上)に到達したことのなかった生徒が、ついに合格を達成した。前任の講師の
下では、毎月別日に再テストを繰り返している光景を当たり前のように目にしていた。さ
の状況を見かねて、保護者の方にもご家庭でのノートチェックなどのご協力を依頼したほ
どであった。
今年度から国語の担当が僕に変わり、まとめテストの内容も問題数が大幅に増えた。語
句の意味から熟語を連想し、漢字で書き出すタイプの問題数も倍増した。正直、昨年度の
実績から、この生徒には今回のボリューム(95問)は相当な負荷であろうし、合格は厳
しいだろうと想定していたのだが、うれしい誤算だった。もちろん、本人の努力だけでな
く、前任講師の粘り強い指導があってこそ、このタイミングで実を結んだのだとも思う。
採点後、思わず本人に確認してしまった。
僕 :「国語で合格したのは入塾以来初めてだよね?」
生徒:「はい。“平成の最後のテスト”だったので、何としても合格したいと思って…」
僕 :「そうか。今までより問題数も多かったけど、よく頑張ったね。」
生徒:「今までよりたくさん練習しました。」
“初”の合格で褒めたときにものすごくうれしそうな表情をしたので、「本当に頑張った
な(^^♪」と思うと同時に、「“平成の最後だから”ということで頑張ってくれたのはいいけ
れども、まとめテストの合格も最後とならないようにね」とも願ってしまった…。(;^_^A
おそらく“令和”の最初だからということで、5月のまとめテストも頑張ってくれると思
うが、それ以降も継続して合格できるように頑張ってくれると期待している。