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自分の足で

 ゴールデンウイークも間もなく終わろうとしている。明

 

日からは、“学伸テスト”が順次実施され、翌週には中間テ

 

ストの範囲が発表される。この連休の過ごし方はどうであ

 

っただろうか…。自分の未来へのステップアップのために

 

有効に使えただろうか。失われた時間は二度と戻っては来

 

ない。そして、勉強におけるテストというものは準備でき

 

た以上の結果は残らない。生徒たちの連休の、そして日々

 

の過ごし方というものが学伸テストでハッキリと浮かび上がる。キチンと積み上げるべき

 

を積み上げた生徒しか数字が残らないのが学伸テストだ。すべては結果のみで判断させて

 

もらう。しかるべき準備の出来ていない生徒にはそれ相応の対応をする。それが僕の優し

 

さだ。

 

 そもそも勉強は“やらされて”やっているうちは伸びが鈍いし、何よりそれでは面白くも

 

ない。すべては自己への投資なのだから、自分の目標のために頑張ものだ。高い意識を

 

持って自分の足で一歩一歩、未来への足跡をしっかりと刻んでいってほしい。その先に新

 

しい世界が待っているのだろうからね。特に中3生は初めて自分の意思で進路を決めるこ

 

とができるようになる大事な1年。入試から逆算すれば、この時期からしっかりと数字を

 

残していかなければならない。目先のラクを選ぶのではなく、メリハリとケジメのある充

 

実した連休を過ごしたと信じている。準備のなされていない惨めな答案を採点する気はな

 

い。テストと名の付くものには全力の準備で臨む、そういう風に普段から指導しているつ

 

もりだ。明日からの学伸テストの結果を楽しみにしている。例年の受験生との比較もでき

 

るように敢えて範囲や問題レベルを同じにしている科目も多い。果たしてどれだけの数字

 

を残してくれるかな…。