昨日の「社会」の授業でのこと。
学伸テスト後は“学校教材”の演習に時間を割きたいため、学伸テストの範囲をなるべく
学校の定期テストの範囲に合わせられるように授業を進めているのだが、さすがに中間テ
ストと期末テストの間は絶対的な授業回数が不足気味なので、かなり強引に授業を進めな
いと予定の範囲までいくことができない…。しかし、そうしようとすると大幅な授業延長
を伴うため、生徒たちと以下のようなやりとりした。
先生:「ちょっと交渉しようか。先生の予定の範囲まで進めようとすると、かなりの授業
延長が必要になる。適当なところで授業を止めて、学伸テストの範囲を削る方を
選ぶか、それとも延長してでも予定の範囲までやりきるか、どうする?」
生徒:「途中で切ると、どうなりますか?」
先生:「学伸テスト後に進めざるを得ないかな…。まだ九州地方もやらないといけないの
で、テスト前が結構バタバタしちゃうかもしれないよ。」
生徒:「じゃあ、最後までやって下さい!!」
先生:「11時近くなっちゃうよ。それでもいい?」
生徒:「頑張ります!(∩´∀`)∩」
かなり強引ではあったが、予定の単元まで進めさせてもらった。情報量がかなり多い単
元なので、生徒たちからすれば学伸テスト範囲を狭めた方が楽であることは明白だ。しか
し、彼らは目先のラクを選ばなかった。あくまで“期末テストで好結果を残すには”という
ところからの逆算で、“今苦しくても頑張る”ことを望んだ。こういう高い意識を持って頑
張ってくれているからこそ、中間テストでも好結果が残ったのだろうね。実に頼もしい生
徒たちである。