中間テストからわずか2週間強で期末テストの範囲をカバーするような授業の進め方で
あったため、生徒たちに負荷が大きくかかったことは理解している。しかし、そのことを
考慮しても、学伸テストの結果は大きな期待外れだった…。
こういう表現を使うと、“子どもたちなりに頑張ったとは思わないのか”とか、“どうして
そんなに言い方をするのか”というお叱りを受けそうな気もするが、このブログは外向けの
営業用ではなく、塾生や保護者の皆様に“ありのまま”をお伝えするものなので、正直に自
分の気持ちを吐露するのならば、そのように書かざるを得ない。
テキスト課題自体は提出できているのだが、その課題から何を得てきたのかまで見てし
まうと、褒められた内容ではないよね。テキスト課題を“活かした”のであれば、もう少し
まともな数字が並んだはすだ。今回の結果は、とても平均順位が葵中の上位20%に位置
する生徒たちのものとは思えない。
生徒たちには話をしたのだが、学伸塾には高校生部は存在しない。よっていつまでも塾
がすべてのモノをお膳立てしなければ“勉強の仕方がわかりません”では、後々困ってしま
う。ある程度は、課題を通じた家庭学習から効率よく自分で必要な知識を獲得していくと
いうことを身につけていかなければならない。学伸テスト週間の課題は、そのいい練習だ
と思っている。もともとテキスト課題を進める前に、必ず授業プリントを仕上げよという
指示を出してある。忠実にそれを実行するだけでもある程度のところまでは得点できる
(テキストのやり方次第だけど…)と思うが、あとはここからアレンジを加えて“これだ”と
思える自分にあった勉強法を独自に探していくということをしていってほしい。いろいろ
と試してみて、一番結果の残る方法を自分の勉強パターンとして確立すればいいだけだ。
こればかりは十人十色だから、各々で探すしかないけれどもね。他人が上手くいった方法
が、必ずしも自分に合うとは限らないので…。もう少し先を見据えて、今の自分たちの勉
強の在り方をチェンジしていこう。
※この学年は、僕の中では“きっちりと頑張ってくる学年”というイメージだ。だからもう
少しテキスト課題を有効活用してくれると期待していたのだが、今回は表面上やっただけ
の形で終わってしまったな…。このまま期末テストを迎えてしまうと、中間テストの頑張
りがフイになりかねない。補習を通じてしっかりと立て直してほしい。