授業後にとある生徒から「先生! 学校で学伸塾って定期テストだけ強い塾って言われ
たんですけど、違いますよね?」と言われたが、僕があっさりと「当たってるよ。否定す
る部分は何もないよ。」と返すと、その生徒は「否定して下さいよ~(´;ω;`)ウゥゥ」と苦
笑いしていた。
まぁその通りだから仕方がない。仕方がないというか、優先順位として教科書内容の定
着と内申の確保があるので、定期テスト対策や日々のチェックテストの徹底に重点が置か
れている。だからこそ、授業進度や定期テスト対策でかゆいところまで手が届くような指
導ができるように1中学区対応の塾としているのだ。個人塾ゆえに独自のカラーを出す。
これは当たり前のことではないかな。進学塾では決してないからね。
では、実力テストに弱いのかと言われれば、それは塾生次第だな。実際に、定期テスト
と実力テストで順位がほとんど変わらない生徒もいれば、実力テストだけ数十番下がって
しまう生徒もいる。トップ層なんてまず崩れないよ。実力テストで崩れるのは、丸暗記偏
重型の勉強をしている生徒たちだね。定期テストは実質的に暗記テストに近いものがある
ので、ある程度繰り返してパターン暗記をしてしまえば、それなりに結果は出てくる。実
力テストは“すでに知っている知識を活用する”出題の割合が増えるために、丸暗記に頼っ
て定期テストで結果を残している生徒には厳しいということなんだな。
途中入塾者のパターンとしては、まずは定期テストで一気に数十番上がり、実力テスト
の結果は後から徐々に追いついてくる、そんな感じだ。教科書内容が基本なのだから、入
試対策授業に入るまでは、定期テストに特化していても、特に今まで問題はなかったと思
っているけどね。過去の卒塾生たちも、第一志望校に無事合格する生徒のほうが割合とし
ても圧倒的に多い(90%は超えている)しね。
まずは内申点が確保できなければ高校選択の余地もなくなってくるわけなので、他人に
何を言われようがブレる気もないし、指導方針に賛同してくれる生徒だけが通ってくれれ
ばいいのでね。塾っていってもいろいろなタイプがあるわけだから、個性が際立った塾で
あることも大事だと思うんだよね。いろいろなうわさがある…、大いに結構。何も気にさ
れない塾であることの方が怖いくらいだからね。あまりに悪評やありもしない噂が先行す
るようではさすがに困るけど…。(笑) 事実が出回っている分には問題ないね。
※生徒たち自身も自学力を磨いて、授業以外からも積極的に知識の吸収に励むようになっ
ていけば、今の学伸塾に対する周りの見方も変わっていくんじゃないかな。受け身一辺倒
であったり、活用できない丸暗記に偏った勉強を続けてしまえば、いつまでたっても定期
テストのみに強い塾という見方は変わってこないと思う。もちろん、こちらも何か新しい
しかけや工夫を考えていかなければならない時期に差し掛かっているとも思うけどね。で
も芯はブレることはないからね。今までのことプラスαで何かを…ってことだよな。