普段から口酸っぱく伝えているが、
やはり
“スピード”は大事。
だって、
上の学年に進級すればするほど、
やるべきこと、覚えるべきことは増えていく。
ずっと今の分量ってわけじゃない。
マイペースって言葉があるけれど、
こと勉強に関しては
それでいいよ、それも個性だからってわけにはいかない。
同じ時間が与えられている中で、
こなす演習量が違ってこれば、
当然、結果は異なるんだからね。
時間密度を濃くするためには、
処理スピードには重点をおくべきなんだ。
スピードは意識していれば
上げることができる。
キッチンタイマーなどで計りつつ、
“何分間で○○をやる”
と決めて間に合わせるように努めるなどしたよ、僕もね。
気持ちちょっと短めに設定しておくことポイントだ。
達成できれば、次はもう少し短くする。
そんな感じで早めていける。
ゲーム感覚でね。
スピードが足りていない生徒たちは
試してみる価値があるんじゃないかな。
中学校レベルでカツカツなようだと
高校の勉強は、とてもじゃないがついていけないよ?
今回の期末テスト対策でも、
演習量が増えるたびに
終了時刻に大きな差が生まれてたよね?
今の時点であんなに差があるんだよ?
何か手を打たなければ
もっともっと差が開くよ?
いい?
それでも?
スピードは何も解く時間だけのことではないよ。
取り掛かるスピードも意識しよう。
勉強においては
“早め”がベスト。
今やれることであれば先延ばしせず、
先にやってしまえばいいんだよ。
すると、
後々余裕が生まれる。
そこで別のことができるじゃない。
普段からそういうことを習慣化しておくとね、
楽なんだよ
高校に入ってからもね。
ほら、
スピードを意識して困ることなんてないじゃない。
メリットしかないぐらいだ。
塾生にも、
もう少しスピードの強化を意識させていくよ。