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何だかんだ言っても…

 褒めて伸ばす。

 

 実は…、あまりこの言葉は好きではない。

 

 勘違いさせてもいけないし

 

 現状で満足させてもいけない…

 

 そう思うからね。

 

 だから滅多なことでは生徒を褒めてないんだよな。

 

 それがいいか悪いかは賛否両論あると思うけどね。

 

 こればかりは僕の“性分”だから仕方がない。

 

 本気で思っていないのに

 

 うわべだけ褒める方が気持ち悪いし

 

 そんな褒め方では真に人は伸びない。

 

 また、

 

 褒めて伸ばすためには

 

 自分がその人にとって尊敬に値する人間でないといけないと思っている。

 

 

 

 生徒からしても

 

 “この人に褒めてもらいたい”と思える人から褒めてもらわなければ

 

 本当の喜びは感じないと思うんだよね。

 

 

 残念ながら、

 

 僕はまだまだ生徒たちにとって

 

 その対象ではない。

 

 僕自身が

 

 そこまで高みに登れていないので

 

 僕が生徒を褒めても

 

 それを励みに更なる高みを目指そうと

 

 生徒たちが奮起してくれるかどうかは不透明なんだよね。

 

 そう感じているから

 

 情けないことではあるが

 

 面と向かって生徒たちをあまり褒めてきていない。

 

 

 結果、“勝って兜の緒を締めよ”の精神でやってきたんだよね。

 

 生徒たちならわかると思うけれど、

 

 説教の方が圧倒的に多いもんね。(笑)

 

 頑張っても、

 

 サボっても、

 

 結局は説教。

 

 よくみんなついてきているなと我ながら思う。

 

 

 先程まで中1生の成績の集計をしてたんだけど…

 

 何だかんだ言っても

 

 中1生たち…

 

 メッチャ頑張ってるよね。

 

 確かに

 

 この2学期期末テストは若干思わしくない結果の生徒が多かったけれど

 

 それでも

 

 全員が学年の上位50%以内に入ってる(入塾時に200番台の生徒もいた)し

 

 平均順位もほほ上位20%だもんね。

 

 春先の予想からしたら大健闘だ。

 

 本当に頑張っていると思う

 

 大したものだなとも思う。

 

 願わくば…

 

 このままの頑張りを維持してほしい。

 

 あとは、

 

 今回の敗因をしっかりと個々で分析して

 

 学年末テストで浮上できるようにしよう。

 

 次のテストで改善が見られれば

 

 今回の失敗は立派な“経験”へと変貌をとげる。

 

 失敗は改善しなければ失敗のままだ。

 

 そうならないようにね。