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つまり、そういうことなんだよな

 数字を残す生徒と

 

 そうでない生徒、

 

 テスト時の様子を見ててもわかる。

 

 “ああ、つまりそういうことなんだよな”ってね。

 

 

 模試を始める際に、

 

 生徒たちにはこう伝えた。

 

 “先々の岡崎学力テストにつながるように

 

 時間が余った生徒は、今回選択しなかった問題も解くようにしよう”

 

 と。

 

 

 模試はどこまでも模試であって

 

 結果にそこまでこだわろうとは思わないし

 

 一喜一憂する必要もない。

 

 何より

 

 生徒たち自身が

 

 「模試から何を得られるのか」

 

 が最も重要だと考えている。

 

 

 意識の高い生徒は

 

 キチンと指示を守って

 

 限られた時間の中で少しでも自分を高めようと戦うのだが

 

 意識の低い生徒は

 

 “めんどくさい”が勝つのだろうね。

 

 一通り問題を解いたら、あとはただボーっとするだけで…。

 

 もはやお金をかけてまで模試を受ける意味などそこにはない。

 

 

 テストで数字が伸びない原因が

 

 もうそこにはあるよね。

 

 “できない”んじゃなくて

 

 “やろうとしないからできるようにならない”

 

 ということでしょ。

 

 こちらが目を光らせれば渋々問題と戦ってるフリをするけどね…

 

 お見通しだよ、そんなの。

 

 雰囲気と目でわかるよ。

 

 

 おかしいな…。

 

 学伸塾には向上心ある生徒しか入ってこないハズなのだが…

 

 一部、そういう高い志のない生徒が混じっているようだ。

 

 残念でならないね。

 

 戦う闘志のない生徒には

 

 身を引いてほしいね。

 

 負のオーラって伝染しやすいからね。

 

 頑張っている生徒に悪影響を及ぼされるのが

 

 一番我慢ならないんだよな。

 

 そうなる前に手を打たねばなるまいか…。

 

 

 冬期講習の千秋楽だったので

 

 気分よく終わりたかったんだけどね…

 

 そうはさせてくれなかったな。

 

 

 今回、闘志を見せなかった生徒たち

 

 意識と行動を変えなければ

 

 この先、坂道を転がるように

 

 ただでこまでも落ちていくだけだぞ。

 

 そして

 

 一度大きく転がってしまったら

 

 元居た場所まで戻ることすら難しい。

 

 それを肝に銘じて

 

 戦う闘志と

 

 向上心を失わないこと。

 

 目先のラクを選んでしまうと

 

 後々失うものは大きくなる。

 

 後悔したときには

 

 もう取り戻すことはできない。

 

 人生の先輩として

 

 そして

 

 さまざまな生徒たちの失敗を見て来た講師として

 

 これは伝えておくぞ。

 

 

 今は何も感じない時間も

 

 何かを失ったときに気づかされるんだ。

 

 “なんて無駄な時間を過ごしてしまったのか”

 

 と。

 

 

 

 “あのとき頑張っておけば、こんなことには…”

 

 そう言って後悔の涙を流す姿をいくつも見て来たんだよ、僕はね。

 

 だから、

 

 もう自分の生徒たちにはそういう涙を流してほしくないんだよね。

 

 できることをしっかりとやった上で

 

 どんな結果が出ても納得して受け入れられる

 

 そんな人生を送ってほしいんだ。

 

 そんな人間になれたら

 最高だよな。