やっぱりそうか…。
なんとなく感触としてはわかっていた。
しかし
どこかでそんなことはないだろうと願ってはいた。
だが
これでハッキリした。
今回の中1生の学年末テストの
とある科目について
生徒から
このような情報が寄せられた。
“学校の平均点は50点そこそこらしいけど
中央値は60点台らしいです。”
と。
これって
ボリュームゾーンは60~70点台だけれど
50点にも満たない生徒が
100人程度はいるってことでしょ!?
さすがにこれはマズくないか!!!( ̄▽ ̄;)
出題レベルを見ても
例年より簡単と思われる内容で
例年より平均が低い…。
この中1世代はもっと危機感を覚えるべきだと思う。
これも生徒から耳にした話だが
塾外の生徒たちは
“中3になったら頑張ればよくない?”
っていう考えの生徒が多いようだ…。
甘い!
甘すぎるでしょ!!
昨今の入試問題を見たことがある?
1問を解くのに
いくつかの基礎知識を複合させる総合問題だよ?
中1・2年内容が抜けているのに
正解できるほど甘くはない。
中1・2年を適当にやり過ごして
中3だけ頑張って入試に臨むって
踏み切り板(ジャンプの土台)なしで
8段の跳び箱をとぶようなものでしょ。
そんな高い壁を
簡単に越えられるわけがない!
中1・2年のうちから
しっかりと基礎を固めて
最後にジャンプする土台(踏み切り台)をつくっておかないと
入試という高い壁は決して越えられない。
もっとも
入学できればどこでもいいというのであれば話は別だが…
少なくとも
狙って
西高以上に進学したいのであれば
しっかりと今のうちからやるべきことはやらないと間に合わない。
また
高校入学がゴールではないからね。
進学できてからも
そこでの勉強についていけるように
自分なりの“自学のスタイル”を確立しておかなければならない。
そう考えるとね
今の塾外生のマインドは
ちょっと心配だな…。
なるべく早く目を覚ましてくれるといいが…。
学伸塾1年生に対しては
以下のことを
声を大にして伝えておきたい。
本来の学年平均点(1科目あたり)は
伝えられたものより+10点上だと考えよ。
よって
塾生としての及第点は
そこからさらに+10点
つまり
学校平均の+20点以上である。
最低限
そこを超えられるような学習を
普段から積み上げていくこと。
自分より下と比べて安心しても仕方がない。
常に自分より少し上のレベルの生徒をライバルと設定し
その生徒を超えるべく
自分を磨くこと。
その積み重ねが
自分をもっと高みに連れて行ってくれるはずだ。
現状に満足せず
更なる前進を期待している。