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ほんとそれな!!

 昼過ぎに1本の電話が鳴った。

 

 “はい、学伸塾です

 

 受話器を取ると

 

 聞き覚えのある

 

 懐かしい声だった…。

 

 

 その声の主は

 

 この春

 

 卒塾したての現高1生である

 

 “わからないところを教えてほしい”

 

 とのことだった。

 

 たまたま2限目に空き時間があったので

 

 そこに合わせてきてもらい

 

 質問箇所を捌いていったのだが

 

 その高1生が

 

 ふと

 

 こんな言葉を残した…。

 

 “先生…、なんで中学の時に「自分で知識を獲得出来るように勉強せよ…」って言われ続

 

 けたのかが理解できました。

 

 “自分で学習を進めるようにならないと、高校ヤバいです…。”

 

 “学伸テストの際に厳しい言葉を言われ続けたけど…、確かに「あれぐらい」はキチンと

 

 できないとダメなのがわかります。”

 

 

 

 ふむふむ…。

 

 そうだろ?

 

 中学生には高校のことなんて想像つかないからね。

 

 でも

 

 こちらは知っているから

 

 そこから逆算して

 

 “今のうちに”これはできるようにしておこう

 

 とか

 

 勉強体力をつけておこう

 

 とか考えて

 

 指導してるんだよね。

 

 高校生になって実体験することで

 

 身に染みて理解できたようだ。

 

 

 できれば

 

 今のその思いを

 

 学伸塾に在籍している後輩たちに

 

 伝えてほしいものだね…。

 

 

 中学生のうちに学んでほしいのは

 

 自分にあった

 

 “自学”の仕方。

 

 知識なんて

 

 いくらでも後付けできる。

 

 今学ぶべき内容を通じて

 

 早く

 

 自分なりの学習スタイルを構築してほしいと思う。

 

 

 

 すでに中1生を見ていて

 

 先行き不安になってくる生徒が出始めているんだよね…。

 

 本人は自覚がないのだろうけど…、

 

 聴く(意識してきく)

 

 真似る(習うということは真似から入る)

 

 練習を重ねる

 

 の3つが

 

 徹底出来ていない生徒がいる。

 

 指数と四則計算をやっているとよくわかる。

 

 キチンと例題を真似して

 

 解答プロセスが書ける生徒は正答率が高いし

 

 正しく書き出せない

 

 あるいは

 

 めんどくさがって

 

 正しく書こうともしない生徒は

 

 つまらぬ間違いを重ねるしね…。

 

 まぁ

 

 解き直しの際に

 

 キッチリと正しい途中式まで書かせるけど。(笑)

 

 めんどくさがって

 

 間違えて

 

 挙句

 

 居残り再テストになるぐらいなら

 

 最初からキチンとプロセスを書きなさいってことだな。

 

 いいかい?

 

 基礎が確立されて

 

 初めて我流が許されるんだよ。

 

 基礎が定着するまでは

 

 キチンと真似る、

 

 それを自分の中で徹底しよう。

 

 中学のことが当たり前にできて

 

 初めて高校の内容でも戦えるんだぞ。

 

 塾の指導は

 

 高校の勉強からの逆算でなされている。

 

 近い将来

 

 自分たちが困らなくて済むように

 

 “今”すべきことを大事に積み上げていくんだぞ!!