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一行一手順の重み

 生徒たちは

 

 こちらが伝える

 

 “一行一手順の重み”

 

 ただ飲み込むのではなく

 

 キチンと咀嚼しなければならない。

 

 ズブの素人が話をしているわけではないのだ。

 

 こちらが発する言葉は

 

 生徒がどこで間違えやすいのか、

 

 そして

 

 どんな間違え方をするのかを

 

 20年以上にわたって

 

 数多く見てきた経験によって

 

 裏打ちされた言葉なのである。

 

 その重みは決して軽くはない

 

 何事も習い始めは肝心なのだ。

 

 まずは

 

 正しい手順を

 

 真似ること。

 

 もし、間違えたとしても

 

 どの部分で間違えたのかを

 

 分析できるようにね。

 

 多くの演習にあたり、

 

 無意識レベルで解けるようになったら

 

 手順を頭で処理していい。

 

 その領域に達するまでは

 

 解法を理解するためにも

 

 しっかりと解答プロセスを残すこと。

 

 今日の演習でも

 

 最初はバツバツだったけど、

 

 手順を正しく踏ませたら

 

 急に正答率が上がった生徒が何人かいたよね?

 

 一行一手順の重みがわかっただろ?

 

 つまりは、

 

 そういうことだよ。