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パターン化

 集中力もつくし、

 

 スピードもつくから、

 

 公文式のようなパターン練習は

 

 必要不可欠だと思っている。

 

 ただし、

 

 思わぬ落とし穴があることは

 

 頭の片隅に入れて置かねばならないだろう。

 

 

 では、

 

 その落とし穴とは…。

 

 “パターン化”

 

 の意味をはき違えること

 

 である。

 

 公文式をやってきた生徒が

 

 高学年になって入塾してくるケースは多い。

 

 ただし、

 

 文章題や図形問題が苦手な子が

 

 割合としてはかなり多い。

 

 図形はともかく、

 

 文章題については、

 

 同じ形式のプリントを解き続けているから、

 

 とりあえず

 

 数字を変えただけの類題であれば解ける

 

 という傾向が強い。

 

 

 できるようになるまで

 

 何枚もプリント演習をしているのに

 

 なぜ応用がきかないのかと言われれば、

 

 “パターン化の順序”がちがう

 

 という部分が挙げられる。

 

 根本理解した上でパターン化する

 

 という順序であれば、

 

 定着率も上がるし、応用もきく

 

 しかし、

 

 答えが出ればいいや

 

 やみくもにパターンで覚える

 

 ということを繰り返すと、

 

 その問題しか解けない

 

 という負の循環が始まってしまう。

 

 

 相応に練習しているのに

 

 応用がきかないという生徒たちは、

 

 自分の中のパターン化の順序を

 

 見直してみるといいだろう。