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ホントにそれでいいの?

 塾講師という仕事をしていて

 

 一番心配な言葉は

 

 「大丈夫です!」

 

 である。

 

 

 生徒たちの学習状況は把握しているつもりだ。

 

 おそらく大丈夫ではないだろう…、

 

 根本理解ができているかどうかは怪しいよね?

 

 という意味で

 

 演習プリントの点検時などに

 

 「大丈夫?」

 

 と確認するのだが、

 

 上位陣は

 

 「この部分が…」

 

 とか

 

 「この考え方であってますか?」

 

 と確認したがるのに対し、

 

 伸び悩みのある生徒たちは

 

 異口同音に

 

 「大丈夫です!」

 

 という傾向がある。

 

 単に解説や答えを見て、

 

 解答を丸暗記したから直しができる

 

 というのは

 

 君たちに何ももたらさないよ?

 

 わかってる?

 

 同じように材料を与えられながら

 

 差ができる要因は「そこ」だよ?

 

 「そこ」を改善しなければ

 

 今以上にはならない。

 

 本当に大丈夫そうなら

 

 そもそも確認で「大丈夫?」

 

 なんて聞かないよ。

 

 「大丈夫?」と確認されなくなるように

 

 1つ1つを丁寧に、

 

 かつ根本理解に努めよう。