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想定通りになってきた…。

 中1生たちの中間テストの素点がほぼ出揃った。

 

 合計点の高い順に並び変えてみると…

 

 …

 

 …

 

 見事なぐらいに

 

 そして

 

 残酷なぐらいに

 

 “国語”の点数の高さと5科合計点の高さがリンクしている…。😵

 

 やはり、

 

 国語は総合力を表す。

 

 すべての科目の土台と言ってもいい。

 

 経験上、

 

 国語ができる生徒は

 

 伸ばしやすいし、

 

 例外なく上位陣に多いんだよね。(ごくごく稀に例外あり)

 

 生まれてから現在までの

 

 自分を取り巻く環境の中で培ってきたものだからね。

 

 総合力を示すものになり得る科目となるのも納得だ。

 

 幼少期から

 

 どんな言葉に触れ

 

 それをどのように受け止め

 

 脳内で咀嚼し

 

 理解し

 

 蓄積してきたのか、

 

 それらが表れる科目だからね。

 

 怖いよね…。😱

 

 長年の蓄積で形成されたものが表れる

 

 ということは

 

 修正する(国語力が付く)にもかなりの時間を要する厄介さを持つ

 

 という意味に他ならない。

 

 定期テストは暗記でカバーが利く分だけ対処のしようはあるが、

 

 実力テストとなるとそうはいかない。

 

 初見だと、内容理解に乏しくなるし、

 

 文章との相性にも左右される。

 

 文章の内容次第で、得点の上下動が激しい生徒も一定数存在するから、

 

 一番伸ばしにくい…。

 

 まずは語彙力をつけることや、

 

 漢字を意味で捉えるところから

 

 積み上げ直さなければならない子も多い。

 

 最近の子どもたちの漢字のできなさは

 

 本当に驚く…。

 

 漢字を記号のように覚えている子は

 

 例外なく国語の読解ができない。

 

 小学校低学年の段階で

 

 無意識のうちに

 

 あるいは

 

 めんどくさがって、

 

 ドリルによる反復学習に意味を見出さず、

 

 ただ作業のようにノートに書き、

 

 国語力をつけることを拒否してきてしまったのだろうね…。

 

 そのツケが回ってきているというわけだ…。

 

 国語力は一朝一夕につくものではないから、

 

 考え方ややり方を変えて

 

 これからコツコツと積み上げていくしかない。

 

 漢字1つとってみても

 

 つくりや意味に注目するだけで

 

 随分と新しい見方や捉え方ができるようになる。

 

 その積み重ねと

 

 基礎整理やマイペースなどの宿題用教材による読解力の強化

 

 を組み合わせてくれれば

 

 徐々に挽回できるようになるはず。

 

 そこに期待したいね。

 

 国語はすべての教科の基である

 

 のだからね。

 

 苦手だからといって

 

 避けている場合ではない。

 

 …

 

 ん!?

 

 おおっと、

 

 話が逸れてきた。

 

 もとに戻そう。

 

 1学期中間テストは、想定外に良い結果を残した生徒もいたが、

 

 さすがに2学期になって

 

 こちらの想定していた結果に収まり始めてきた。

 

 中1は2学期から

 

 本当の実力が反映されてくる、

 

 そう伝えた来たはずだ。

 

 暗記一辺倒が通用しなくなってくるので

 

 根本理解に努めるようにしなければ

 

 坂道を転がるように落ちていくのみだ。

 

 今回のテスト結果が芳しくなかった生徒は

 

 “勉強に対するアプローチを変えなければ危ないよ”

 

 という警告ランプが点灯したと思ったほうがいい。

 

 少なくとも

 

 やり方を見直し、

 

 何かしらの改善手を打たなければ

 

 もう

 

 今以上にはなれないよ。

 

 テストが返されたばかりの今だからこそ

 

 何か思うところがあるでしょ?

 

 何かを感じたら

 

 それが動き出しの絶好の機会だよ。